天地を繋ぐ聖域としての水庭、それを劇場空間に見立てる。 闇からの音、雲間からもれる月光、やがて降臨するもの・・・・・。 古事記とヘブライ語聖書とに、想を得ての謡と舞。 いつも、能の初心へと果敢に立ち戻って、新境地をひらく安田登師の企みを、 息をひそめて待ちたいと思います。
山のシューレでの10年の思考の成果として生み出された「水庭」を舞台に、来たる10月5日新月の夜に「夜の水庭に、謡い、
今回のイベントは、陶芸家・近藤高弘氏と水庭との出会いから始ま
今回の企画では、この大蔵寂土か
水庭と陶芸は、どちらも素材と真摯に向き合い生み出されたアート
2008年から毎年開催してきたアートフェスタ「山のシューレ」
闇のなかに水庭が新しい聖地として、まさに聖別されようとする時
水庭を舞台に、こうした試みとこれまでの記憶が新しい聖地を作り
写真:キクマヤスナリ
1958年京都市東山清水に生まれる。学生時代卓球選手として高校・大学の日本チャンピオン、国際大会日本代表。京都市工業試験場研修生修了後、陶芸家の父・近藤濶の工房で修行。2002-2003年文化庁派遣芸術家在外研修員、エディンバラ芸術大学修士課程修了(Inglis Allen Masters賞受賞)。近年の個展に、瀬戸内市立美術館(岡山)、ジョーンBマービスギャラリー(ニューヨーク)、何必館・京都現代美術館(京都)。メトロポリタン美術館、スコットランド国立博物館、ギメ美術館他パブリックコレクション多数。
宮城県南部の阿武隈山系北端に位置する標高300mほどの里山・大蔵山。この地で採取される伊達冠石は、今から約2000万年前にこの地に噴出したマグマと海底沈下により生成された玄武岩質安山岩である。焼き物のような表情を持つもの、土色のもの、様々な表情をもつ表面に対し、内側は一様に黒檀色を呈しており、また年月とともに鉄錆色が少しずつ深化してゆく独特の石である。この伊達冠石を包み込んでいる、深い赤みを呈した土「大蔵寂土」は伊達冠石が長い年月を掛け、地中で石が分解されて生成されたもの。赤い顔料は古来神聖な色として、世界各地の墳墓の石棺内部や、民族衣装、祭祀を行う際のボディーペインティングなど、様々な場面で使用されてきた。大蔵山スタジオでは、伊達冠石や大蔵寂土が産出する大蔵山全体を神聖な場と捉え、山の恵みに感謝する気持ちを込め、この山より産出される巨石を祀った文化施設群を建造、太古の時代に共有していたプリミティブな感覚を呼び覚ます機会を、この地を訪れる人々に提供している。 今回の企画はこの土を用いた、世界で初めての陶芸作品としての試みである。
1956年生まれ。下掛宝生流ワキ方能楽師。米国RolfInstitute公認ロルファー。能楽師として、東京を中心に舞台を勤めるほか、年に数度の海外公演も行い、また国内外の学校や市民講座、様々な学会などで能や能の身体技法得をテーマとしたワークショップを開いている。能、ロルフィング、身体技法、教育など幅広い分野で活動している。著書に『ワキから見る能世界』『能に学ぶ身体技法』『身体感覚で「論語」を読みなおす。』『身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。』『あわいの力』『本当はこんなに面白い「おくのほそ道」』など多数。
開催日: 2019年10月5日(土)16時開場
時 間:
15:30〜 シャトルバス 那須塩原駅発(要ご予約)
16:00〜 シャトルバス アートビオトープ那須着 アペリティフタイム
17:40〜 イベント開始
18:40〜 イベント終了
19:00〜 シャトルバス アートビオトープ那須発 (軽食お土産付き)/ 宿泊ゲスト向け ディナーパーティー
場 所: アートビオトープ那須 325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙道上2294-3
参加費: 10,000円(税込)
ご宿泊: 当日のご宿泊は満室となりました。多くのお申込みを頂き有難うございました。日帰りも残席わずかとなりました。お早目のお申込みをお勧めいたします。
ご注意:
◎天候等の事情により会場や内容を変更する場合があります。
◎当日は無料の往復シャトルバスを運行いたします。ご希望の方はご予約をお願いいたします。
◎ドレスコード:白いお召し物を身に着けてご参加ください。
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