オープンカレッジ「山のシューレ 2014」にご出演いただき、2017年にはギャラリー册での講話会を開催したランドスケープデザイナー、ハナムラチカヒロさん。
今回は、場所や物をデザインするだけでなく、“視点=人のまなざし”をデザインすることで風景は変えられるという“風景異化”の考え方を提唱されているハナムラチカヒロさんと、文化ジャーナリストの玉重佐知子さんをお招きし、7月12日(金)に「山のシューレ」の関連講座を開催いたします。
「地球の告白」という体験型展示(千葉市美術館 2018年)を経た現在、改めてそれがどのような試みだったのか、そこからどのような結果を得て、どう考えているのかをハナムラさんにシェアいただきながら、現在会期中の福島県にある「はじまりの美術館」での試みも加えてお話しいただきます。講師と参加者がインタラクティブに語る時間もありますので、ぜひお気軽にご参加ください
参考リンク:五十年後の宇宙船地球号 ― フラーのまなざしより【01:地球の一地点】
ハナムラ チカヒロ
1976年生まれ。博士(緑地環境計画)。大阪府立大学経済学研究科准教授。ランドスケープデザインをベースに、風景へのまなざしを変える「トランスケープ / TranScape」という独自の理論や領域横断的な研究に基づいた表現活動を行う。大規模病院の入院患者に向けた霧とシャボン玉のインスタレーション、バングラデシュの貧困コミュニティのための彫刻堤防などの制作、モエレ沼公園での花火のプロデュースなど、領域横断的な表現を行うだけでなく、時々自身も俳優として映画や舞台に立つ。「霧はれて光きたる春」で第1回日本空間デザイン大賞・日本経済新聞社賞受賞。著書『まなざしのデザイン:〈世界の見方〉を変える方法』(2017年、NTT出版)で平成30年度日本造園学会賞受賞。
聞き手:玉重佐知子(たましげ・さちこ)
文化ジャーナリスト。早稲田大学卒。ロンドンで西洋美術史、映画文化人類学を学んだ後、ロンドンを拠点にNHKやBBCなどのドキュメンタリー番組制作に関わる一方、美術、建築、デザイン、音楽、映画他文化一般について、アエラ、芸術新潮、BT(美術手帖)、ミセス、日経BP社の各誌、ソトコト、Japan Times、Blue Print他に執筆。英国や日本の文化政策や文化を起爆剤にした地域振興戦略を追っている。書籍「Creative City アート戦略EU・日本のクリエイティブシティー」(国際交流基金/鹿島出版会)の一部を執筆。現在は木造伝統構法と日本の伝統文化研究のため京都に在住。
開催日: 2019年7月12日(金)
時 間: 19:30〜21:00
インタラクティブセッション含む
参加費: 4,000円 (軽食・ドリンク付、税別)
場 所: ギャラリー册(東京・千鳥ヶ淵)アクセスはこちら
ゲスト: ハナムラチカヒロ
聞き手: 玉重佐知子
※一度お支払いただきますとキャンセルは致しかねますので、あらかじめご了承ください。他の参加者への振替は可能です。振替をご希望の際は、ギャラリー册へご連絡ください。
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